こんにちは♪ オーストラリアのメルボルン在住のナチュロパス(自然療法師)なみです。
今週のNOWismメンタルコーチングの課題は1日17分間の瞑想時間を持つことでした。
瞑想、昔はよくしていたのですが最近めっきりです。
ヨガをするときにたまにしますが、瞑想のみは皆無な状態。
私の瞑想の師匠は岩城和平氏。
17歳から26歳までのほとんどを、インドとチベットでヨガやチベット佛教の修行に費やし、今でも瞑想を教えています。
彼と出会った20代前半からオーストラリアに来るまでは、本当によく瞑想をしていました。
『瞑想が体にも心にもいいらしい』というのは、皆さんもご存知かと思います。
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツ、イチロー、マドンナ、稲盛和夫氏、長嶋茂雄氏始め、多くの成功者も瞑想を日常的に行っているというのは有名な話です。
そういえば山崎拓巳さんも、著書の中で瞑想のお話しをされていました。
瞑想とは、目をつぶって、呼吸に集中し、何も考えない状態を作り出す状態。
思考をストップして、無の状態になることを目的とします。
拓巳さんの著書にもありますが、私たちは今、情報の渦に飲み込まれています。
あれがいい、これがいい、あれはだめだ、これはだめだ、あれしちゃいけない、これしたほうがいい
入ってきた情報をもとに頭の中では常にノンストップで会話をしている状態。
この頭の中の会話に人生そのものもコントロールされているなんて、なんだかせわしない状態。
思考がエネルギーを作り出し、そのエネルギーが現実を作り出す、というお話を以前したことがあります。
現代人って、どことなくせわしなくって、本当の自分の心の声とか、本当に自分がどう思っているのとか、何が自分に大切なのかとか、わからなくなりそうですよね。
パソコンもそうですが、電源を切らずに24時間稼働させていると、動きが悪くなったり、反応が遅くなったりします。
人間の頭もそう。
思考を一旦無の状態にすることで、メンテナンス時間を設けられます。
思考を一旦無にすると、まず思考がクリアになります。
自分が本当にやりたい事。
そのためにやるべき事。
自分の進みたい道。
等もクリアに見えてきます。
思い起こせば、22歳の時にオーストラリアでナチュロパシーに出会って、日本に帰国して、ナチュロパシーを勉強するためにお金を貯めようと決心をして。
でも周りに流されて、その夢を忘れそうになって。
それでも『やっぱりやるぞ!』と決心し直してから半年くらいで実行に至ったのは、もしかしたらあの頃本当に毎日のように瞑想していたからかもしれないなあと今更ながら思います。
瞑想には、脳を活性化させる効果があり、その結果、集中力や記憶力、情報処理能力が高くなると言われます。
17分間の瞑想を勧められて、『え?!17分長いな。』とコーチに言いました。笑
そしたらコーチにこう言われました。
『あなた、瞑想っていうのは、神様とのミーティング時間なのよ!
神様とのミーティング時間に17分割けない訳ないでしょ。
瞑想っていうのはSelf Love (自分を愛する)の練習なの。
自分のためだけに持つ17分なんて短すぎるくらいよ。』
はい、その通りです。
セッションで響いた言葉。
We don’t get what we want.
We get what we are.
『私たちの願ったものが手に入るんじゃないの。
私たちにふさわしいものが手に入るの。』
という意味です。
うん、うん、本当にその通り。
瞑想の効果は、精神的なものだけではなく、体へのポジティブな効果もあります。
瞑想でリラックス状態になれば、副交感神経が働き自律神経のバランスが整うことで、免疫アップや免疫調整につながります。
瞑想に関しては実に数千以上の研究報告があり、瞑想が心と体に良いのは科学的にも証明済みです。
初心者は音声を聞きながら、誘導瞑想をするというのが良さそうです。
私も17分間の音源をもらいました。
これで今日から早速17分間瞑想を始めたいと思います。