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カンジダについてのお問い合わせが相変わらず多しです。
私もカンジダを培養しているものですから、たまにまずいかなあという時は、一応ホロピト（ニュージーランドのハーブ）とアニシードを飲んで予防対策をしています。
カンジダについての過去記事再アップしておきますね。
カンジダとは要するにカビの一種です。
厳密に言えば日和見菌の一種です。
カンジダ症って聞いたことあると思います。
免疫力の弱っている人に見られる口腔カンジダ症や妊娠中の女性によくみられる膣カンジダ症なんかが有名ですね。
でもね、カンジダ症の人ってね意外にすっごく多いんですよ。
カンジダ菌って健康な人間の体内にも存在します。
腸内においてはその数は善玉菌と悪玉菌のバランスによって保たれています。
極端なカンジダ菌の増殖が善玉菌によって防がれているんですね。
バランスが取れていると、日和見菌（カンジダ）は善玉菌の見方を。
でも善玉菌が減って、悪玉菌が優勢になると（もしくは抗生物質等を摂る事で他の菌がいなくなっちゃうと）、カンジダは悪玉菌の見方につき途端に悪さをし始めます。
カンジダはどんなところに住んでいるのか？
主に腸内ですが、膣内、口腔内、皮膚にも存在します。
腸内フローラのバランスがなんらかの理由で乱れたりするとカンジダ・アルビカンの異常繁殖が始まるわけです。
要するに体の中がカビカビ状態ですね。
腸内フローラの乱れの理由としてあげられるのは、
・ 抗生物質、避妊用ピル、ステロイド等薬剤の使用
・ 暴飲暴食 （特に精製された穀類＝白いパン、白米、糖分の過剰摂取、お酒の飲みすぎ、カフェインの採り過ぎなど）
・ ストレス （によって胃腸の働きは弱まりますので）
・ 免疫力の弱まり
・ 塩素入りの水を飲む事
などなどです。
カンジダは妊婦さんがよくなりますよね。これは一般に体内エストロゲンの上昇によるものだと言われております。
カンジダはエストロゲンを好みます。だからホルモンの上昇が顕著な妊婦さんはカンジダにかかりやすいんですね。
もちろんそれ以外にも免疫力の弱まりとか、あると思います。
さてカンジダの異常繁殖によって起こる症状の中には、頭痛、疲労感、湿疹（特に湿気の多い時期、シャワーの後、甘いものを食べた後にかゆみがひどくなるもの）、体重増加、むくみ、腸内ガスによる満腸感、便秘もしくは下痢などを繰り返す、うつ、イライラしやすいなど色々あります。
人によってそれぞれです。
私の場合は、一番初期の症状は肌にカサカサの部分が現れるという感じですかね
カンジダ症を疑ったら、血液の抗体検査でによってカンジダ症の有無を確認できます。
普通の医療機関では行っていないところも多いのですが、ナチュロパス、もしくはナチュラルセラピーを取りいれた医療を行う医療機関などでカンジダ症の検査を受けられます。
新年は特にカンジダ症状復活の人多しですね。
クリスマス、大晦日などのイベント続きでお酒の飲み過ぎ、甘いものの食べ過ぎなどが原因だと思われます。
お酒、甘いもの、イースト菌など、腸内フローラのバランスを崩すものばかりですものね。
カンジダ症は一度なってしまうとやっかいです。
ものすごくしつこいです。
カビもそうですよね。
お風呂場のカビとかって中々落ちにくくて、しかも同じところにまたすぐ生えてきます。
抗カンジダ薬を使った治療をしても、すぐに症状が再発する場合がかなり多いです。
カンジダ症にかかったクライエントには抗カンジダダイエットを勧めますが、糖分、精製された穀類（白いパン、白いご飯、パスタ等）、イースト菌を含むもの、発酵食品（一部を除く）、茸類（カンジダの重症度にもよる）などは禁止です。
でも症状の軽度、重症度によって、避けるもの、これは少し食べてもいいもの、等が変わります。
発酵食には味噌や醤油、納豆なんかも入ってきますので、海外のサイトでは避けるものリストに発酵食品が入っています（これは、やっぱり抗カンジダダイエットにも流派みたいなのがあって、味噌や醤油なんかはOKとするのもあります）。
それを代替１カ月続けますが、これもやはりケースバイケース。
トリートメントは数ヶ月から数年かかることもあります。
しかもカンジダ症にはヒーリングクライシス（好転反応）がつきものです。
腸内でカンジダが死ぬときに、ガスや毒素をまきちらしながら（ちょっと大げさですが、笑）死んでいくので、頭痛、便秘もしくは下痢、お腹のはりなどの不快な症状がでます。またいつもに増してイライラしたり。。
そしてその毒素を処理するので肝臓も疲れ気味に。。
ですので、肝臓のデトックス機能を高めるものも取り入れながら、カンジダ除去をしてくのが理想です。
カンジダ症になると、甘いものが食べたくて食べたくてしょうがなくなります。
これは人によってパンを食べたくてしょうがなくなったり、甘いものがやめられなかったり、お酒を飲みたくてしょうがなくなったりします。
ビールがやめられない、なんて場合もそうです。
カンジダは糖分を餌にするからです。
カンジダは糖分が大好物。糖分がないと生きていけません。
ですので、その糖分を断つのはもう本当に大変な騒ぎです（笑）。
元々白砂糖には中毒性がありますから、普段糖分を控えている人は我慢ができるけど、１度ドーナツを食べてしまうと、また翌日食べたくなったり。
久々にチョコレートを食べたら、また続けて甘いものが欲しくなったり。
クッキーを１枚だけ食べるつもりが、いつの間にやら１パック終わらせてしまっていたり。
経験ありません？
私はあります。
どうしても甘いものがやめられない時。
甘いものを食べると体の中でどんなことが起こるのか？
この記事読んでみて下さい。
私はこの記事を書いていたら、目の前にあったどうしても食べたかったクッキーへの食欲が失せました。笑
カンジダは、暴飲暴食は控え、しっかりとプロバイオティックスの摂取をすることでカンジダの異常繁殖を予防することが大切なんですが。。
なってしまった場合は、抗カンジダダイエット以外にもハーブやプロバイオティックで症状をサポートします。
抗カンジダハーブの有名どころですと、ニュージーランドハーブのHoropito (ホロピト）とかアメリカンインディアンのハーブPaudarco(パウダルコ、Taheebo＝タヒーボとも呼ばれます。学名はTabebuia impetiginosa）ですね。
以下よくクリニックで使っていた抗カンジダミックスです（試したい方は必ず専門家にご相談してからにしてくださいね）。
– Paudarco (Tabebuia impetiginosa) パウダルコ
– Golden Seal (Hydrastis canadensis) ゴールデンシール
– St.Marys Thistle (Silybum marianum) マリアアザミ
上記のハーブにそれぞれの健康状態に合わせて、肝臓系のハーブを入れたり、強壮作用のハーブを入れたり、適応促進（Adaptogen)的なハーブを入れたりします。
上記のハーブはハーブティーとしても手に入りやすいです。
マッズイですけれどもね（笑）。
私はハーブは大体チンキ処方です。ハーブティーを出すことは滅多にありません。
チンキは悶絶するほどマズイのであしからず。。
でもって肝心なプロバイオティック。
カンジダばかりは、プロバイオティックなら何でもいいって訳ではないんですね。。
市販のプロバイオティックを摂っていて症状の緩和はあるかもしれないけれども、根治は中々難しい。
私はSaccharomyces boulardii(サッカロミセス・ブラウディ、以下SBと呼びます）を使います。
SBは常温保存が可能です。３０度までだったらOKです。摂取は必ず空腹時。朝、晩と飲むのがいいっすね。
これ、日本で手に入れたくても簡単に手に入らなかったプロバイオティックの一つです。
でもね、これやっぱりその人の健康状態とか、薬歴とか、病歴とか、生活環境とか、食生活とかで変わってくるので、上記のハーブやプロバイオティックを使用する場合は専門家に相談してみて下さいね。
私の最近のお気に入りはやっぱりこれ、ホロピトです☆