なんか最近ぼーっとするなとか、頭の回転が鈍いなとか、
落ち込みやすいなと思ったら、断食がオススメかもしれません。

定期的に断食をする事で、脳の神経細胞にエネルギーが与えられ、新しい神経回路を作ったり、神経細胞間の結合を強化する事で、脳が活性化されるという、New Scientistの最新記事

 

海外セレブ達がこぞって実践した事で一躍ブームになった5:2ダイエットや、Intermittent Fasting (IF)等の、軽い断食でも十分効果がありそうです。

 

5:2ダイエットは、1週間のうち2日間を断食日としますが、断食日も軽く食べてもよく、カロリーを通常の4分の1程度に抑えるというダイエット法。

連続した断食日はNGで、月曜日と木曜日に断食日を設ける等、数日間空ける事が推奨されています。

 

Intermittent Fasting(IF)は、毎日一定の時間帯は食事を摂らないという食事方法です。

Intermittent Fastingは『断続的な断食』という意味です。

1日のうち、少なくとも14時間から16時間は断食時間となり、例えば夜8時に食事を終わらせたら、それから14時間から16時間は何も食べず、翌朝の10時以降(16時間断食の場合は昼の12時)に食事をしていい形となります。

 

これはマウスの実験ですが、断食をすると、脳内の脳由来神経栄養因子(英語ではBDNF=Brain-derived neurotrophic factorと呼ばれます)が50%も増えるそう。

 

脳由来神経栄養因子とは、脳神経にとっての栄養になるたんぱく質で、近年うつ病をはじめとした様々な精神疾患に関連するものとして注目されています。

 

脳由来神経栄養因子は、新しい神経を作ったり神経の発達や成長を促したり神経細胞同士の結合を強化したり神経をダメージから保護するといった働きがあります。

 

多くの精神疾患では、脳内の脳由来神経栄養因子が減少している事が確認されており、これにより精神疾患が発症しやすくなるのでは?と言われています。

 

BDNFを増やすために必要な栄養素

 

・ビタミンD

・葉酸

・オメガ3

・亜鉛など

 

その他にも以下のようなものが、脳由来神経栄養因子を増やすのに有効だと言われています。

 

・エクササイズ

・日光浴

・セックス

・断食

・瞑想

・地域や家族とのつながり

・ブルーベリー

・カカオ / ダークチョコレート

・ターメリック

 

最近、脳とか精神疾患の話ばかりですが、今年自分が精神的に病んでみて、それまでの自分の無理がたたった事(すでにアドレナルファティーグだった)もそうですが、色々とリサーチをしているところです。

 

鬱のような気分や、不安を感じるのって本当に辛いです。

体に痛みや痒みがあるのも辛いけど、精神的な症状って目に見えないし、周りに気付かれない事もあるので、それがもっと辛さに拍車をかける事も。

 

人生様々な困難がやってきますが、普段から出来る限り自分の精神状態をよく保つ努力をし、アドレナルファティーグの抵抗期あたりで、休養をし、自分を大切にする事を学べば、悲しい事や辛い事があっても、鬱状態まで行く事はないかもしれないかも、と実体験から思います。