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オーストラリアのメルボルン在住のナチュロパス(自然療法師)なみです。

日本人によく見られる水銀蓄積。
不定愁訴や、アトピー性皮膚炎、認知機能の低下、発達障害、不妊、精神疾患等、水銀蓄積が原因と疑われる病気や症状は多岐に渡ります。

水銀蓄積の原因といえば、マグロやメカジキ等の大型の魚を頻食することがよくある原因の１つ。

自然療法の父とも言われるジョセフ・ピゾーノ博士のリサーチでは、水銀蓄積の原因は以下の順位だそうです。

1位：アマルガム（銀歯）

2位：魚

3位：水

4位：空気

5位：予防接種

その他：工業地帯

ピゾーノ博士は水銀蓄積による脳神経のダメージの深刻さを知っているので、小魚以外は食べないそうです。

でもなぜか水銀が少量ではあるが溜まってしまっていて、その原因が環境にあるのではということで、知り合いの大学教授にお願いして調べてもらったそうです。

その結果、なんと居住地のシアトルの大気には中国から流れてくる石炭燃焼で放出される水銀が混じっていることが分かったそうです。

遠く中国から流れてくる大気汚染。

北米まで流れるってことは、日本も相当ってことですよね。

かつて同じ内容の発表をした時に、受講者から『ここ数年で最も落ち込む内容のレクチャーだった』といわれた、とピゾーノ博士は笑っておられました。笑

いやいやでも笑い事ではありません。

それでもピゾーノ博士は、グッドニュースがあるといいます。

私たちの体には毒素を出す能力が備わっている、と。

それを最大限に働かせる為には、腸内環境、肝機能、栄養バランスが大切。

現代人は腸内フローラバランスが乱れがちなので、私は常にプロバオイオティクスを摂取しています。
飲酒が続く時は、グルタチオン。
外食が続く時はマルチビタミン＆ミネラルを摂取する等、なるべく自分のデトックス能力が衰えないようにメンテナンスを意識しています。

そして有害ミネラルの蓄積度が深刻な場合（これってほとんどの日本人に当てはまると思うのだけど。。）キレーションが一番の有効な手だてだといっておりました。

キレーションは、日本でも医師の元で受けられますので、点滴療法研究会のウェブサイト等でクリニックを検索してみてください。

そして水銀蓄積が見られる彼の患者さんに多く見られる症状が以下。