ハイドースのビタミンC投与を24週間毎日続けたところ、白血病の進行を食い止める事が出来たというNew Scientistの記事。

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ビタミンC点滴療法を毎日24週間って、コスト的にどうなのよ?と言いたいところですが。
私だったらリポソーム型のビタミンCにすると思います。
ビタミンCを口から摂った場合、1回の摂取量が200mg程度の場合の吸収率は90%。

但し、1000mg以上になると吸収率は50%以下に低下してしまいます。
ビタミンCの腸での吸収能力には限界があり、個人差はありますが、一度に吸収できるのは3000mg程度までと言われます。

ビタミンCは一度に大量摂取しても、吸収しきれない分は、尿として体外に排出されてしまいます。

リポソーム型のビタミンCは、ビタミンCをリポソームという小さな粒子で包み、消化液や酸化から、中に包まれた栄養素を守りながら、腸まで運ぶ事が出来ます。
無事に小腸まで辿り着いたリポソーム型の栄養素の吸収率は80%から100%まで上がるそうです。
ビタミンCの吸収は、ただのアスコルビン酸を飲むよりも、発泡させると吸収率が上がるそうです。

そのため、ビタミンCサプリ(パウダー状のものは特に)、水に溶かすと発泡性のものが多いのですね。
ここ数年、New Scientistのような雑誌でも、このような記事をよく見かけるようになり、IBMはマイクロバイオームと自己免疫疾患についての研究を始めるというし、なんだか随分と変わってきているなあと感じます。
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