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私の環境ホルモンセミナーや、女性ホルモンとメディカルハーブセミナーにご参加された方は、もうご存知かと思いますが、現代女性はエストロゲン優勢による症状や病気に悩んでいる人が多いです。

エストロゲンといえば、女性らしさを作ってくれるホルモンですが、環境中に溢れる人工エストロゲン（環境ホルモンや、家畜に使われるホルモン剤、ピル等）により、どうしてもエストロゲン優勢に傾きがち。

女性ホルモンとして、有名なのはエストロゲンとプロゲステロンですが、この２つはバランスを取り合って、女性の体のホメオスタシスを支えているため、どちらかのバランスが崩れるともう１方も崩れてしまいます。

現代女性に多いのが、エストロゲン過多、プロゲステロン不足というホルモンバランス状態。

特に女性ホルモンの分泌は３５歳から急激に減少しだし、50歳前後の閉経まではどんどんと減っていきます。

エストロゲンやプロゲステロンという女性ホルモンは、自律神経や感情の動き、骨、皮膚、脳の働きにも大きく関わっているため、子宮や卵巣等の生殖器系の病気だけでなく、様々な症状を引き起こします。

特に夜更かしが多く、ストレスも多い女性は、エストロゲン過多になりやすいです。

夕方6時くらいから分泌が多くなるメラトニンという、眠気を誘う安眠ホルモンは体の中にエストロゲンが増え過ぎるのを抑えてくれる働きがあります。

ただこのメラトニンというホルモン、煌々とした光の元で夜遅くまで働いてたり、スマフォやPCの光を浴びていると出なくなってしまうのです。

だから、ベッドでいつまでもスマフォをいじってたり、夜10時をすぎてもPCとにらめっこで仕事している女性は要注意。

間違いなくエストロゲン過多、プロゲステロン不足になります。
その他にも、エストロゲン過多、プロゲステロン不足になりやすくなる原因はいくつもあるのですが、１つの原因として挙げられるのがストレスです。
ストレスを感じると人間の体はストレス対応ホルモンのコルチゾールを分泌します。

プロゲステロンは卵巣で作られますが、副腎皮質というコルチゾールを作る臓器でも作られています。
プロゲステロンとコルチゾールはコレステロールを材料にして作られますが、ストレスが多くなるとコルチゾールが沢山作られるため、プロゲステロンの材料として使えるコルステロールが減り、プロゲステロンの分泌量が減ってしまいます。

プロゲステロンには、精神を安定させ、心穏やかに全体的な幸福感を高めてくれるホルモンともいわれ、プロゲステロン不足に陥ると、心が不安定になりやすいと言われます。

またそこにエストロゲン過多が加わると、プチ鬱のようになったり、イライラ感が増したり、不眠になったり、パニック発作が起こりやすくなったりします。

また月経周期が乱れたり、短くなったり、妊娠しにくくなります。

実は私も思いっきりエストロゲン過多、プロゲステロン不足でして、ここ数ヶ月の鬱のような症状はそれによるものが大きいのかも？

日本に来る前まで１週間くらい、チェストツリーとワイルドヤムというプロゲステロンの分泌を促進してくれるメディカルハーブを飲んでいたのですが、漏れるのが心配で日本に持ってこなかったのですね。